一般の弔問者がとりあえず駆けつけるときには、玄関先でのお悔やみを述べ辞去し、通夜や葬儀の時にでなおします。喪家が取り込み中で喪主や遺族にお悔やみを述べられない場合は、名刺の右肩の部分に簡単にお悔やみの言葉を書いて託します。

弔問受付の準備が整っていて焼香ができるようでしたら、霊前に線香を上げるか、焼香をしてすぐに引き上げます。

弔問者から故人との対面を申し出ることは慎みましょう

故人と親しかった友人・知人は、ご遺体が安置されている部屋に通され、遺族から故人との対面を請われることがあります。ふつういくら親しい間柄であっても、弔問側から故人との対面を申し出ることは慎みます。

「故人にお別れをしてやってください」「最後に一目あってやってください」とすすめられたときは、「それでは一目だけお目にかかって、お別れさせていただきます」と言って、故人の枕元ににじり寄り、軽く両手をついて一礼します。

遺族が顔を覆う白布を上げてくれるのをそのままの姿勢で、待ちます。両手を軽くついたまま対面し、深く一礼して静かに合掌します。「おだやかなお顔ですね」などと、遺族へのいたわりの言葉を述べ、遺族に一礼してその場を離れます。

遺族は心身ともに疲れていますので、近親者など特別な人でない限り、弔問者は長居しないように注意します。また、亡くなった原因について立ち入らないようにします。

故人との対面は、親しい間柄であればあるほど悲しみが深まります。感情を抑え切れなくなりそうなときは、遺族から故人との対面を請われても正直にその気持ちを伝えて失礼にならないようにお断りするのもやむえないでしょう。

このとき駆けつけられなかった人は、火葬場の祭壇前で行われる「納めの式」のときに最後の対面をすることができます。なお、とりあえず弔問に駆けつける場合は平服でかまいません。アクセサリー類は外します。

香典は持参せず、通夜や葬儀のときに用意するのが一般的です。

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