後飾りとは、火葬場にて火葬、遺族による拾骨が終わり、繰り上げ初七日が終わりますと、遺族は自宅へと遺骨を持ち帰ります。その際、中陰壇を設けて後飾りをします。白木の机に白布をかけて、その上に遺骨、白木位牌、遺影をお祀りし、お膳やご飯、お水、果物、お菓子、三具足(ロウソク立て・香炉・花瓶)を置いてお供えし、僧侶が読経する際に必要な「おりん」を置きます。

中陰壇の周りには、葬儀の際にお供えした提灯や生花、供物を置きます。後飾りをする部屋は、仏間や床の間がある部屋が良いとされています。後飾りの壇を置き、お祀りするからです。以降は、この後飾りの中陰壇をにて故人を供養します。お花は樒(しきみ) や槇(まき) 、菊、季節の花などを常にお供えるようにします。ロウソクやお線香は火事にならないように気をつけながら、お供えしてください。

ご飯やお水は毎日お供えしお菓子や果物は傷まないように交換します。

故人は、初七日の際に不動明王(秦広王)のもとで教えをうけて修行を開始し二七日に釈迦如来(初江王)の教えを受けます。三七日は文殊菩薩(宋帝王)、四七日は普賢菩薩(伍官王)、五七日は地蔵菩薩(閻魔王)、六七日は弥勒菩薩(変成王)と続き、四十九日満中陰の際に薬師如来に導かれ、仏の世界「浄土」に生まれ変わります。

人が亡くなってから、次に生まれ変わるまでの期間を中陰といい、その期間が満たされることから「満中陰」といいます。この日、白木位牌の魂を抜き、塗りの本位牌に魂を入れるのは、故人が仏の浄土に生まれ変わったことを意味します。

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