高野山金剛流の御詠歌集です。

  1. 迷いに深き人の世は

    四苦をさだめと思えども

    悟れば真如の相(すがた)にて

    水の流るる風情あり

  2. 自在菩薩(じざいぼさつ)は理(ことわり)を

    苦行の跡に示しつつ

    色(しき)は即ち空(くう)なりと

    天地(このよ)の道を延べ給う

  3. あな尊しやみ光を

    真理(まこと)を綴るみずぐきの

    二百六十二文字を

    生かせ命(いのち)と仰ぐべし

    観自在菩薩(かんじざいぼさつ)の行に開かれし

    永久(とわ)の光を心にぞ見る

    南無観世音(なもかんぜおんぼさつ) 南無観世音(なもかんぜおんぼさつ)

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