通夜は、本来 遺族や近親者、親しい友人、知人など故人と縁の深い人たちが集まり、故人との最後の別れを悲しみ、また故人の霊と遺族を慰めるためのものです。

通夜に出席する場合

特に親しい関係でもなく通常のつきあい程度であれば、通夜には出席せず、告別式に参列すれば問題ありません。しかし、日程の都合などで告別式に出席できないときは、通夜だけに出る場合もあります。この場合は、読経と焼香が済しだいたとえ通夜ぶるまいの席をすすめられても遠慮して早めに引き上げるのが礼儀にかなっています。

また、故人との交際の程度も深からず浅からずという微妙な場合で、通夜に弔問すべきか迷われるときは、電話で遺族に通夜の日時を尋ねてみます。その際、出席をすすめられたらそれに従います。ただ、身内だけですませるいう返事であれば当然遠慮したほうがいいでしょう。

一般には、遺族から通夜の日程を知らされた場合には万障繰り合わせて出席し、死亡通知と告別式の日時だけ知らされた場合には、告別式への参列だけにとどめるのが普通です。

よく耳にする「通夜見舞い」とは?

遺族は、悲しみの中にも葬儀の打ち合わせや準備、弔問者への応対などに追われて、とても食事にまで気が回らない状況です。それを察して、近親者や親しい人が食べ物などを届けるのが「通夜見舞い」です。弔問客が多い場合には、その分も見込んで持参すれば大変喜ばれます。

昔は、味噌、しょうゆ、お米、野菜などを通夜見舞いとしたものですが、昨今では遺族が手軽につまめるような「おすし」「おにぎり」「サンドイッチ」や酒、ビール、ジュースなどが一般的です。

何が必要かを尋ねてから持参すれば無駄がありません。また通夜の準備状況からタイミングを計ることが大切です。

通夜出席のマナーについて

現在では通夜は、当日一夜の「半通夜(はんつや)」が普通になってきています。午後六時か午後七時頃から始まり、読経(どきょう)・焼香(しょうこう)・説法(せっぽう)など含めて30分~1時間程度要し、その後 通夜ぶるまいの席がもたれて、遅くても九時か十時にはお開きとなります。出席者はギリギリまで残らずに頃合いを見計らって辞去するのが礼儀です。

通夜に出席する際の服装はどのようなものがいいのか

通夜に出席する場合の服装は、地域によっても違いますが、礼法上は正式な喪服を着用するのが妥当です。遠方から急に駆けつけるとか、勤務先から直接向かうような場合にもできるだけ工夫して、喪服に近い服装にすることが大切です。

男性では無地の地味なスーツに黒ネクタイと黒靴、女性も上下同じ地味な色にしてバックと靴を黒にすれば失礼にあたりません。

通夜の何分前に行けばベストなのか

通夜出席者は、定刻の15分くらい前に余裕を持ってつくようにします。まず、受付がある場合は記帳をして香典や供物などを差し出します。

特に案内がなければそのまま祭壇のある部屋に向い一礼して部屋に入ります。ふつう祭壇に向かって右側に喪主、遺族、近親者が着席し、左側に世話役、友人、職場関係者、一般弔問者が着席します。祭壇正面には、僧侶が着席します。

入室のときには、先客に一礼し喪主か遺族の主だった人に手短にお悔やみを述べてから着席します。席順は故人との関係が深い順になりますが年配者が多いときには末席に着くのが無難です。

子供を連れての弔問について

通夜に小さな子供を連れて行くことは避けましょう。子供を亡くした遺族の場合でしたらなおさら辞めておきましょう。ただ迷惑をかけるだけでなくたいへん心ない行為となります。

しかし、子ども自身の友達がなくなった時は別です。事前によく状況を言い聞かせておき、大声を出したり、泣き叫んだりして迷惑をかけることのないよう注意をします。親しい友達が亡くなった悲しみをこらえて、故人とのお別れをし死の現実を目(ま)のあたりにさせることも子供の人生においても大切なことといえます。

また、合掌や焼香など、礼拝の仕方を覚えさせる機会でもあります。できれば早めに弔問に出向き、多くの弔問者が見える前に引き上げるようにしましょう。

通夜ぶるまいに招かれたとき

通夜の読経と焼香が終了後に、通夜ぶるまいの席に招かれます。通夜ぶるまいは、弔問に対するお礼とお清めの意味で設けられますから、招かれときには辞退せず素直に受け、一口でも箸をつけるのが礼儀です。またそれが、故人への供養ともなります。

故人とはさして深い交際もなく、また自分の知り合いが一人もみえていないような場合に、この席は遠慮したほうがいいと考えたときは、僧侶の退席などをきっかけにして辞去するのがいいでしょう。

ふるまいの席は宴会とは違いますから、故人と関係ない話に興じたり長居をしないように注意します。遺族は心身ともに疲れていますので、一般の弔問者は頃合いを見計らい堆積するのが遺族への思いやりです。辞去する際には、もちろん喪主への挨拶を忘れないようにします。ただ、取り込み中の場合には、そのままの辞去しても失礼にはあたりません。

早めに引き上げるときには、もう一度 焼香や礼拝を行い辞去します。また、都合で葬儀や告別式に参列できない場合には、辞去する際にその旨を喪主に伝えて欠礼を詫びておきましょう。

(※ 奈良・京都・大阪・滋賀などでは、一般の方への通夜ぶるまいをされる地域は、ほとんどありません。)

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