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家墓(いえはか)

家墓(いえはか)とは、墓石の正面に[○○家の墓]または[○○家先祖代々]などのように家名が刻んであり、その家の家族や親族の遺骨を共同で納める形態になっている墓のことを言います。
読み方としては、いえぼ・いえばかともいう。

家墓(いえはか)

単位が家になっていて、その家の先祖から子孫へと引き継がれていきます。 現在一般的になっている墓の形式ですが、増え始めたのは明治以降のことで、火葬が庶民にも一般的になり、墓所を構えることができるようになってから広がった墓の形態です。

明治に制定された民法の家制度では、庶民にも長男の家督相続が規定されていたため、墓は長男が継ぐことになっていました。 家督制度は民法大改正で廃止されています。

家墓では、一般的にその家の長男が墓を引き継ぎ、家族を代表して供養を行ったり、墓の管理をします。 この考え方は葬儀の時点で始まっていて、出棺の際に位牌を持つのは喪主であり、墓を継ぐ長男ということになります。

家墓の考え方は、少子高齢化が進む現代の日本では、持続が困難になっている家庭もあります。墓を継ぐ人のいない家族や、宗教の多様化などを背景に、家墓に対して個人墓というものも増えてきました。 宗教不問の霊園も増加に、個人で墓を作り、供養は永代供養などを利用するという供養の形も、浸透してきています。

家制度[ いえせいど ]

家制度(いえせいど)とは、1898年(明治31年)に制定された民法において規定された日本の家族制度であり、親族関係を有する者のうち更に狭い範囲の者を、戸主(こしゅ)と家族として一つの家に属させ、戸主に家の統率権限を与えていた制度である。

江戸時代に発達した、武士階級の家父長制的な家族制度を基にしている。

家督相続[ かとくそうぞく ]

戸主の地位の承継。戸主の地位は、戸主の財産権とともに家督相続という制度により承継される。

相続の一形態であるが、前戸主から新戸主へ全ての財産権利が譲り渡される単独相続である点が現在の民法と大きく異なる。

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